平成27年5月26日(火曜)、小学生を対象にしたクリーンセンター見学会が行われました。クリーンセンターでは、5月から9月にかけて、市内全16小学校の4年生を対象としたクリーンセンター見学会を行っています。これは、市と市教育委員会の共催で毎年行われているもので、巨大クレーンによるごみの撹拌、環境にやさしい電気自動車の試乗などが大人気の見学会です。
子どもたちは、最初にプラザ館で、地球温暖化や、ごみの分別、3Rについての説明を職員から受け、流山市でごみがどのように処理されているのかが映された映像を見ました。地球温暖化の説明では、地球温暖化が引き起こす影響は、ただ気温が上がることだけではないと知り、地球温暖化を防ぐことの重要さを学びました。流山市のごみの話では、クリーンセンターで1年間にごみを処理する費用が20億円もかかるという説明を受け、びっくりしていました。
次に、クリーンセンターの施設内見学を行いました。リサイクル館の中央制御室では、機械がたくさんあるクリーンセンターで、働いている人の安全がどのようにして守られているかを見学しました。ペットボトル、プラスチックの選別ラインでは、自分たちが出したペットボトルなどのごみを、一つずつ手で選別していると知り、驚いていました。
ごみピットでは、大型クレーンによるごみの撹拌作業が行われており、大きな音とごみが舞い散る様子に、子どもたちは大興奮でした。プラザ館では、いらなくなった傘などから作られたぬいぐるみ、職人さん達の手によってまた使えるようになった机、椅子などを見て、説明されたばかりの3Rの一つ、「リユース」がどのようなものか、自分の目で確かめていました。
最後に、環境にやさしい車として注目されている、電気自動車の見学を行いました。電気自動車は、ガソリンを使わないため、地球温暖化の説明で習った温暖化の原因である二酸化炭素を含んだ排気ガスを出さないこと、エンジンではなくモーターで走るため、音がとても静かなことが特徴です。子どもたちは普段乗る車とは違う電気自動車に興味津々でした。子どもたちにとってクリーンセンター見学は、普段あまり考えない環境のこと、ごみのことについて考えるきっかけになったのではないでしょうか。
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