富士見台にお住まいの後閑寅雄(恵楓)さんの喜寿を祝うチャリティ書画展が平成27年5月27日(水曜)から生涯学習センターで始まりました。会期は31日(日曜)まで。入場無料。初日には、秋元大吉郎元市長や井崎義治市長らも駆け付け後閑さんの喜寿と作品展を祝いました。会場には約400点の作品が展示されています。
平成20年4月に古稀チャリティ書画展を開催し、チャリティ作品の売上金50万円を「流山市教育、文化及びスポーツ施設整備等基金」の寄附第一号として贈られた後閑さんが、喜寿を記念して再び開催したチャリティ書画展です。主催は同展実行委員会。流山市教育委員会、大東文化大学書道研究所、流山市書人協会などが後援して開催されています。関連企画として28日(木曜)10時から有岡俊崖(俊は正しくはこざとへん)先生の講演「連綿作品上達のためには」、翌29日(金曜)10時から高木厚人先生の講演「古筆の学び方と実作への活かし方」が予定されています。
後閑さんは、書道のお仲間の皆さんと一緒に学校サポートボランティアによる毛筆授業の指導補助を長年続けていらっしゃいます。日本の伝統文化である毛筆授業を平成12年11月から続け、毎年約800人の児童を対象に、通年で約100回の授業補助を行っています。平成24年度には流山市育成会議連絡協議会から青少年の育成功労者として表彰されました。大手企業に勤めるかたわら書を学んだ後閑さんは、割り箸を潰して作った筆を使うなど、自由な作風が持ち味です。
小ギャラリーでは参考借用陳列敬仰作品として、西川春洞、西川寧、浅見筧洞、新井光風、田中東竹、牛窪梧十、青山杉雨、成瀬映山、梅原清山、金子卓義、佐藤氷峰、金子大蔵、張廉卿、宮島詠士、上條信山、田中節山、市澤静山、高塚竹堂、今関脩竹、清水透石、中山竹径、佐藤竹南、深井竹平、尾上紫舟、日比野五鳳、杉岡華邨、高木東扇、池田桂鳳、榎倉香邨、小林章夫、今井凌雪、村上三島、古谷蒼韻、和中簡堂、鈴木槃山、渡辺大寛、内藤富卿、黒野陶山、鈴木桐華、野口白汀、小木太法、宮沢賢治、高村光太郎、村上鬼城、中村不析、北村西望、殿村藍田、清水比庵、山本直良、与謝野晶子、山手樹一郎、吉田茂、片山哲ら多くの書家や文人、政治家など有名な方々の書が展示されています(敬称略、順不同)。
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