平成27年5月24日(日曜)、東武アーバンパークライン江戸川台駅の東西で「ふれあいフェスタ2015」が行われ、多くの買い物客などで賑わいました。西口では、駅前ロータリーの広場に地元の新鮮な野菜や飲食店が並び、中央で地元ダンスチーム「ユニティー」の皆さんの若さ溢れるダンスでスタート。井崎市長も訪れ、それぞれのブースでお話をお聞きになっていました。
一方、東口では、駅前商店街を会場に地元の男性ユニット「スマイルラボラトリー」の弾き語りで幕を開けました。青木新聞店が主催する「ふれあいフリーマーケット」では、手づくり小物や衣類、食器、鉢植え、雑誌などのお店が歩行者天国となった車道いっぱいに繰り広げられました。朝10時の開店から掘り出し物を探すご家族連れなどで賑わいました。
商店街の車道を歩行者天国にするため、交通誘導など安全確保をしてくださったのは地元の第22消防分団の皆さんです。人気アニメ「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」の消防団員募集のポスターを貼って、消防車に子ども達を乗せたり、消火ホースを持って記念写真に応じたりしてお子さん連れのご家族に人気でした。また、流山警察署の協力を得て防犯講習会も開催され、電話による詐欺に騙されないようにしようと呼び掛けていました。
会場では「かよちゃんを救う会」の皆さんによる募金活動も行われました。流山にお住まいの金沢佳代ちゃん(1歳)は「拘束型心筋症」という心臓の一部が硬くなり心不全につながる難病で、渡米して心臓移植の手術をする必要があります。ふれあいフェスタ実行委員会では、「かよちゃんを救う会」を紹介したチラシを作成し、事前に配布するなど支援を呼び掛けました。募金は心臓移植費用や渡航費用に使われる予定で、この日は27万3,851円が寄せられました。
ふれあいフェスタの「路上ライブ」は、地元のバラエティダンスユニット三姿舞の弾けるようなダンスをはじめ、はな&ショウタや有吉かつこ、LUY、鈴音ひとみ、よさこい心羽流の皆さんらが次々と出演。東口と西口で時間をずらして1日2ステージを披露してくださいました。ファンの方々は、お目当てのミュージシャンを追って東西両方の会場に移動。駅を通って反対側に行く人々は、駅の中の巣で生まれたばかりのツバメのヒナの愛らしい姿に足を止めていました。
流山市北部に位置する江戸川台は、1958年から一戸建ての分譲地として千葉県住宅協会により開発され、急速に人口が増加しました。駅を中心に東西に商店街があり、それぞれに活気に溢れていました。駅前の扇状の住宅のつくりは、田園調布をモデルにつくられたと言われています。実行委員会の皆さんは、「こうしたイベントを通して地域を活性化し、フェスタの名のとおり「ふれあい」を広げていきたい」と話してくださいました。
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