文化会館（中央公民館）に入るとすぐに、可愛らしい押し花の作品が皆様をお迎えします。これは、文化会館で活動している「押し花サークル 優」の皆さんの作品です。
乾燥させた小さな花びらをひとつひとつピンセットでつまみ、台紙の上に並べ、絵にしていく細かな作業。絵が完成した後は、最後の仕上げの空気抜きの作業です。どの工程も集中力が必要となってきますが、皆さん、柔らかないい表情で「とっても楽しい！」と作品を完成させていました。
 

　何種類もの花はもちろん、草や木、果物や野菜、海藻も押し花の材料になると話すインストラクターの伊藤寿子（ひさこ）さん。海藻を使って魚が泳ぐ海を表現したり、トウモロコシの皮で花籠の編み模様を作ったり、また、竹の子の皮でかやぶき屋根の家を表現するなど、花びらのみを使って作るものだけでなく、様々な材料を活かした絵画のような作品づくりも楽しめるそうです。

　作品の中には、花びらの特徴を活かして鳥に見立て、花籠に鳥がとまっているかのような絵柄の作品もあり、「ひとつひとつ、よぉ〜く見ていると、小さな楽しい発見がありますね。すごいです。」と作品を鑑賞された方からの感想もありました。「押し花サークル 優」には5年から10年以上活動している会員の方もいらして、「先生の優しさに惹かれ、楽しく作っている間に、こんなに月日がたってしまいました」とにこやかに話していました。

　「押し花サークル 優」の皆さんの作品は5月29日まで展示しています。すばらしい作品の数々を是非ご鑑賞ください。また、体験してみたいと思われる方は、伊藤寿子さん（04−7138−3258）にご連絡ください。見学も歓迎です。文化会館での活動日は、第1、第3木曜と毎月1回の月曜日の12時〜3時。その他、十太夫福祉会館（火曜）や思井福祉会館（水曜）でも活動しています。

　文化会館（中央公民館）には、様々なサークル活動をしている方々の紹介コーナーとして、展示スペースがあります。作品展示以外でも活動紹介等、受け付けておりますので、ご相談ください。問い合わせは、流山市文化会館（中央公民館）電話04−7158−3462までどうぞ。

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