平成27年4月26日(日曜)、森の図書館で「子ども読書まつり」が開催され、市内外から100人を超える親子連れが訪れました。この催しは、4月23日に制定されている「子ども読書の日」にちなみ、子どもたちに広く絵本やお話の楽しさを知ってもらおうと企画され、今年で4回目となります。流山市子どもの読書推進の会(伊藤基会長)と、森の図書館(指定管理者:株式会社すばる)が共催し、市内小学校で読み聞かせなどのボランティア活動を行っている7団体(おはなしくれよん、新川小絵本の花束、江戸川台小おはなし玉手箱、長崎小読み母、季節語りの会、NPO法人ながれやま栞、森の図書館)が参加しました。
オープニングは、視聴覚ホールでの影絵「おおかみと七ひきの子やぎ」。灯りを消した室内に設置されたスクリーンに、カラフルな色彩の影絵が浮かび上がりました。影絵は初めてという人も多く、小さな子どもはもちろん、大人も魅了されました。その後は「ちいさいこのおはなしのへや」「えほんのへや」「おはなしとえほんのへや」でさまざまな演目が行われました。「ちいさいこのおはなしのへや」では、乳幼児がパパ、ママのお膝に座って一緒に手遊びをしたり、エプロンシアターやパネルシアター、紙芝居などを楽しみました。
「ヘびくんのおさんぽ」「きりなしうた」「あなたがだいすき」などの読み聞かせがおこなわれた「えほんのへや」。大型絵本が登場すると、子どもたちから「うわぁ」「大きい!」の声が。1コマ25分間の読み聞かせで4〜5冊の絵本を楽しみ、お話の世界に浸りました。「年小の娘もお話に聞き入っていました」などの感想がありました。(写真3.)
もう一つの「おはなしとえほんのへや」では、絵本を使わない素話「おいしいおかゆ」「馬の首」に大人も子どもも耳を傾け、想像力を膨らませていた様子でした。ペープサートや科学絵本の読み聞かせもあり、小学校高学年生も楽しんでいました。
ロビーでの工作は、牛乳パックを切り開いて底を口に見立てて絵を描く「パクパク人形」に挑戦。カラフルなうさぎやカエルなどができあがると、底をパックンパックン動かして「こんにちは」と隣の人形と会話をする子どもも。「お話の合間にできあがるし、子どもが喜びました」「また作りたいなぁ」という感想が寄せられました。
「どのお話もすごく楽しむことができ、改めて借りてみようと思う絵本がたくさんできました」との感想をいただき、運営に当たったスタッフは「絵本やお話の楽しさを多くの人に知っていただいて本に親しむ機会となればうれしいです」と話していました。
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