平成27年4月1日(水曜)、市内市野谷に流山市おおたかの森センターとおおたかの森こども図書館がオープンしました。今春開校する流山市立おおたかの森小・中学校と同じ敷地内に整備されたものです。おおたかの森センターでは、開館を記念して初日から「“言葉を越えて”世界の自閉症の子どもたちの作品展」が開催されています。また、こども図書館では、朝から乳幼児を連れたご家族が来館され、絵本などを楽しんでいました。
開館初日の1日には、近隣にお住まいのご家族の方々を中心に、たくさんの方が来館し真新しい館内を見学されました。桜の木の下で、入学を待ちわびる新1年生と保護者が写真撮影をするほほえましい姿が見かけられました。また、こども図書館では、1日だけで87組のご家族連れが来館され、495冊の児童書が貸し出され、新たに図書カードをつくられた方も33人いらっしゃいました。
おおたかの森センターで開催されている絵画展は、4月2日が国連が定めた「世界自閉症啓発デー」であることから自閉症の人たちや市内の中学生の皆さんが一緒に描いた大きな絵画など約70点を展示し、自閉症への理解を広めようと企画されました。アートのワークショップなどを続ける「AOAart(エーオーエーアート)」(藤島大千代表理事)の協力を得て開催されています。会期は3日正午まで。入場無料。
こども図書館は、県内では2例目となる児童書を集めた図書館です。絨毯が敷き詰められた床を進むと児童書を中心に約8.000冊の蔵書。「こども図書館」と言っても、入館者に年齢制限があるわけではなく、たとえば流山市中央図書館や森の図書館にある蔵書を、自宅のパソコンでネット予約して、受け取り場所をこの「こども図書館」に指定すれば、大人の方がここで予約した図書を受け取ることができます。
オープン初日となった1日には、「読み聞かせの会はいつですか?」というお問い合わせが多く、こども図書館への期待の大きさが伺えました。種山館長は、「絵本の読み聞かせは、10日11時から毎週金曜日に幼児向けの読み聞かせを、第4土曜日に小学生向けビッグおはなし会を計画しています」と来館された皆さんに説明されていました。
それぞれの施設のお問い合わせは、おおたかの森センター(04−7159−7031)、おおたかの森こども図書館(04-7159-7041)。つくばエクスプレスまたは東武アーバンパークライン「流山おおたかの森駅」南口から徒歩約11分。バスでお越しの場合は、流山おおたかの森駅西口から京成バスでバス停「おおたかの森小・中学校」下車すぐです。
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