流山市在住で日本画家の巨匠、後藤純男画伯の作品展が8月31日まで流山市役所市民ギャラリーで開らかれている。
後藤氏は、1930年東葛飾郡関宿生まれ。山本丘人・田中青坪に師事し、1965年に院展日本美術院賞・大観賞を受賞。1977年には流山市美術家協会設立会員に(現在は名誉会員)。1988年には東京芸術大学教授に就任(1997年まで)。また、1994年には真言宗総本山長谷寺に、1999年には高幡不動尊金剛寺にふすま絵を奉納。1997年には北海道富良野に「後藤純男美術館」を開設するなど、日本の美術界の中心的な存在として活躍。
同展には、「銀閣寺」(100号)を中心に「蘇州の塔」、「日光」、「春富士」、「梅樹」、「秋の夕映え」、「ダム化前の揚子江 三峡」の50号の大作7点を展示。厳しく崇高なものを自然や物象の中に読み取った作品は、多くの美術愛好家を魅了する。市教委では、同展の期間中は、小・中学校なども夏休み期間のため、市役所が閉庁の28日(土)、29日(日)も市民ギャラリーをオープンして、「家族そろって、後藤芸術の真髄をご堪能ください」と来場を呼び掛けている。
▽展示期間=8月3日(火)〜31(火)※土・日曜は除く。ただし、8月28日(土)・29日(日)はオープン▽場所=市役所市民ギャラリー▽観覧料=無料
問い合わせ:生涯学習課電話番号04−7150―6106
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