8月8日、中央公民館で、すず虫交換会が行われました。これは、流山すず虫の会(坂本ヒロ子事務局長)が毎年、この季節に公民館で開催しているものです。当日は、飼育ケースを持ったすず虫ファンが参加し、達人の飼育体験談などを熱心に聞いていました。
昭和48年に「流山にすず虫の音色を復活させよう」と、観光協会が中心になって江戸川堤や総合運動公園などで「すず虫放虫の夕べ」を開催。昭和60年からは、すず虫放虫も含めたさまざまなイベントを行う「市民の夕べ」になり、平成になって、放虫だけではすず虫は増やせないと「流山すず虫の会」が発足し、交換や無料配布などを行うようになったものです。すず虫は、同じ所での交配は避けた方がよいことから、飼っている人同士での交換会を行い、交換できる人を増やそうと無料配布も始めたそうです。
当日は、飼い方のコツなどについて情報交換なども行われました。今年は春が寒かったこともあって例年よりも発育が遅いそうです。夏休みの自由研究にしている小学生から「リーンリーンという鳴き声がすき」という中高年者まで約100人のすず虫ファンが集りました。鈴のように澄んだ鳴き声から、その名前がついたすず虫は、羽を立ててこすり合わせ、あの涼しげな鳴き声を出しています。すず虫の鳴き声があちらこちらで聞こえてくる町にしたいものです。
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