8月9日、リサイクルプラザ・プラザ館で、「廃油を利用した親子石けんづくり教室」が行われ、市内の親子5組14名が参加し、親子で石けんづくりに挑戦しました。
この教室は、各家庭で不要となった食用油を再利用して手作りによる石けんを作ることにより、リサイクルの啓発と環境にやさしい石けんの利用促進を目的に市の企画で行われたもの。
指導にあたったのは、流山市石けん利用推進協議会(冨田久代会長)の会員6人。
石けんづくりはまず1.ペットボトルに水50mlを入れる2.オルトケイ酸ソーダ25gを加え溶けるまで振る3.食用廃油100gを加えて上下左右に5分ほど良く振る4.液が少し固まってきたらプリンやアイスなどのプラスチック容器に入れる5.1日放置し固まったら容器から取り出し、1日〜2日乾燥・熟成させて出来上がり。
夏休みの自由研究にと参加した西深井小4年の林祐一君は、石けんの作り方や注意点などを熱心にノートに取りながら「食用油から石けんができるなんて不思議、作った石けんで自分の靴下と運動靴を洗います」と真剣そのもの。また、親たちも「廃油は古新聞などに染み込ませて捨てたりと処分に苦労してますが、今後は家でも石けんに」と語っていました。
講師を務めた冨田会長は「石けんは合成洗剤に比べ自然環境にやさしく、人間の肌、特に赤ちゃんのデリケートな肌にはとてもよいので、ぜひ石けんの利用を」と呼び掛けていました。
流山市石けん利用推進協議会では、この他、環境学習の一環として小学校でも廃油を使った石けん作りを実演しており、学校では校内の清掃に手作り石けんを使用し喜ばれています。
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