9月15日、東初石の自然写真家・大作晃一さんが市役所を訪問され、9月20日に出版される「見つけて楽しむ きのこワンダーランド」32冊を寄贈くださいました。本は山と渓谷社の「森の休日」シリーズの4巻目。オールカラー112ページのA4版変形で1600円。千葉県立中央博物館の研究員で農学博士の吹春俊光さんが解説を担当し、子どもでも読めるようフリガナがふられています。
大作さんは、会社員の傍ら、休日はカメラ片手にオフロードバイクに乗って森に入りきのこを撮り続けています。八木北小学校から常盤松中学校の小中学校時代は水泳部、高校大学時代は吹奏楽部に夢中になっていたそうですが、社会人になってオフロードバイクで野山を駆け巡っていた若い頃、「食べるのが好き」から始まったきのこへの関心がこうじて撮影を始め、とうとう1冊の本になりました。これまでも共著はありましたが、1冊写真を任されたのは初めてで、今後は図鑑を出したいと夢を膨らませています。
小中学校や図書館への本の寄贈を受けた中学校時代の恩師でもある鈴木昭夫教育長は「きのこを通じて、自然のありがたさ、また、不思議さに気付かせることにつながり、科学への芽が育つといい」と謝意を伝えていました。本は、原色、原寸大で約400種類のきのこが紹介され、食べられるものと毒きのことが分けられ、巻末にはきのこを使ったパスタ料理なども紹介されていて子どもから大人まで楽しめる内容です。寄贈を受けた教育委員会ではさっそく小中学校と図書館に配本しました。
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