9月17日、流山市加の同市文化会館で、青少年主張大会が行なわれ12人の若者が熱い思いを語りました。主張大会は、市教委の主催で毎年秋に行われているもので、ことし20回目を迎えました。
8人の中学生と4人の高校生が熱弁をふるい、審査には(財)千葉県青少年女性協会の石丸恵子育成課長や渡辺雅美・同市青少年相談員連絡協議会長ら8人があたりました。
最優秀賞には同市立北部中学校3年の矢野聖実さんの「命のバトンを受けとめて」が、また、優秀賞には県立流山高校1年の大場美幸さんの「里山に理想の環境を求めて」と同市立八木中学校3年の栗原舞さんの「言葉に命をふきこんで」がそれぞれ選ばれました。
最優秀賞の矢野さんは、夏休みに高齢者施設で介護ボランティアをした体験をもとに、初対面の高齢者に対する躊躇やとまどい、そして、心を開いて触れえた喜びを素直に表現し、介護体験の中で鼻水やよだれを拭いたときに「やってあげる」という傲慢な気持ちがあったことを反省、「お年寄りのしわしわの手や生き生きと歌う姿、どんな小さなことにも『ありがとう』と感謝する姿勢、どれをとっても一生懸命、人生を歩んできたことの証」と結び、聴衆の心をとらえました。
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