全国の新選組ゆかりの地域から新選組ファンが集る「全国新選組サミットin会津」が、9月25日、26日の2日間行われました。初日の会津新選組行列では、全国から参加した120人が浅黄色の羽織姿で、「誠」の文字が入った旗などを持って会津若松市内を練り歩きました。一行は西軍墓地から大町通り、七日町通りを通過し新選組隊士や会津藩士が多数眠る阿弥陀寺まで約1.3km行進し、その後、阿弥陀寺では第1回目となる新選組副長助勤だった斉藤一の供養祭が行われました。流山市からは山崎商工会長をはじめ新選組流山隊実行委員会のメンバーなど15人が参加しました。

　会津は、流山で近藤勇と別れた土方歳三などの新選組一行が、宇都宮で旧幕府軍とともに戦った後に転戦した地です。新選組は会津藩や旧幕府軍とともに会津に進軍してくる新政府軍と母成峠で戦いましたが敗れてしまいました。その後、土方歳三は開陽丸率いる旧幕府海軍副総裁の榎本武揚らとともに蝦夷地（北海道）の函館に行き、更に新政府軍との戦いを続けましたが、五稜郭近くで敵弾をうけ戦死しました。

　同サミットは、日野市、函館市、京都市、そして今回の会津若松市と新選組ゆかりの地をめぐり開かれていますが、次回の第5回目は流山市で開催される予定です。現在決まっている内容は以下のとおり。
　11月20日（土）新選組研究論文およびショートビデオ作品入賞者表彰式と作品披露
　11月21日（日）パネルディスカッション方式で今後の取り組みについて議論を行う「新選組フォーラム」
　会場は流山市商工会館で、主催は新選組流山隊実行委員会です。

問い合わせ　マーケティング課内新選組流山隊実行委員会電話番号7150―6308

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