10月1日、市役所で図書館ボランティアへの委嘱状交付式が行われました。
昭和53年の開館以来、これまで午後5時に閉館していた図書館が、10月1日から夜8時まで開館時間延長になり、学校帰りや仕事帰りの人々にも利用できるようになりました。今春から始まった公民館の通年開館に続き、10月1日から図書館や博物館は祝日も開館になりました。ボランティアへの委嘱式は、市民との協働をめざす図書館が、限られた財源の中でこうした開館時間や開館日の増大に対応するため行われました。
今回の委嘱式は「図書館と協働する市民に関する要綱」に沿って行われたもので、もともと読み聞かせや花壇の世話、機関紙の編集、書架整理などをボランティアで続けていた図書館ボランティア栞のメンバー101人のうち、今回50人が趣旨に賛同して委嘱を受けてくださったものです。50人の内訳は、女性が32人、男性が18人。男性の多くは仕事を退職された方々ですが、「いまは仕事が休みの日曜日だけ参加しますが、様子をみて平日の夜間、お手伝いできるかみてみます」という方もいらっしゃいます。
ボランティアが行う業務は、館内案内や書架整理、配架業務、新聞・雑誌等の整理、その他と図書館のほとんどの部分をカバーします。鈴木昭夫教育長は「委嘱式を仰々しく行うのは皆さんへの期待の表れです。新しいことを始めるとリスクもあり、いろいろ言う人もいらっしゃいますが皆さんと一緒に考えながら前向きにやっていきましょう」とあいさつしました。鈴木孝夫生涯学習部長は「いつでも、どこでも、だれでも学べる生涯学習の場を提供するためには、市民との協働が不可欠です」と市民の皆さんへ協力を呼びかけました。
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