10月3日、平和台福祉会館で平和台防犯パトロール隊の結団式が行われました。市内では、平成12年末に南流山地区で「ピース・ライトハウス（平和の灯台）」が発足し、昨年6月、東初石1丁目自治会が「東初石1丁目ピースライト防犯パトロール隊」が発足、8月には美田自治会の「美田バスターズ」が、翌9月には江戸川台西自治会の「一声パトロール隊」、12月には宮園自治会の「防犯パトロール隊」が発足しました。ことしに入ってからは、2月には東自治会の「防犯パトロール隊」、5月には八木地域の「防犯パトロール隊」、7月には西平井自治会の「防犯パトロール隊」と自主防犯組織の発足が相次ぎ、今回の結団式は市内9番目。

　平和台自治会（鮎川芳紀会長）は、流山電鉄流山駅から平和台駅周辺の閑静な住宅街。犯罪の多発する今日、「自分たちのまちは自分たちで守ろう」を合言葉に、あくまでも犯罪の発生を未然に防ぐことを目的として発足しました。回覧で自治会会員に参加を呼びかけたところ85人の応募があったそうです。
　加藤流山警察署長は、「全国的にも犯罪が増えている中で皆さんのような存在は大変心強い」と激励。井崎市長も「平地ならば自転車で、坂道ならば犬の散歩など土地の特性を活かしたパトロールをしてください。はじめから気負わずに無理のないよう長続きさせてください」と呼びかけました。

　流山警察署の平野生活安全課長の講話を聞いたあと、パトロール用品の貸与などが行われ、住民が協力して、安心して住める安全なまちをつくろうと自治会の決意表明が行われました。流山警察署では10月16日、イトーヨーカドー流山店で一日署長に流山在住のタレント小野真弓さんを招いて防犯キャンペーンをするのをはじめ、11月28日には流山市文化会館で「自分の町は自分で守ろう」をテーマに（社）流山青年会議所が防犯講演会を計画するなど安全で安心なまちづくりに向けての取り組みが活発です。

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