流山6丁目の赤城神社の祭礼を前に10月10日、同神社に奉納される「大しめ縄」づくりが行われました。
この大しめ縄は長さ7メートル、直径1.5メートル、重さ700キロで、関東でも屈指の大きさ。田んぼ一反分の稲わらで作る巨大な3本の太綱を寄り合わせて作ります。
昔は氏子がすべて作っていたが、現在は、大しめ縄行事保存会が中心となり、流山5丁目から8丁目の自治会の皆さんが協力して作っています。当日は、早朝から約400人が境内に集まり、しめ縄作りに取り掛かかりました。
青竹を縦に割ったものを芯にしてわらを巻き、「ヨイサッ、ヨイサッ」と威勢の良い掛け声で、その外側を締め付けるように荒縄を巻いて3本の太綱を作り上げました。1本の太さは大人の胴回りの2倍ほど。出来上がった3本の太綱は、境内のイチョウの木の根本に固定され、総がかりで寄り合わせ、1本の大しめ縄が完成しました。その大しめ縄を鳥居の前まで運び、吊り上げ、飾り付けが終わったのは午後5時30分。1日がかりの大仕事でした。
大しめ縄行事保存会の山崎政治会長は、「機械などを使わずに、人の手で作るこの大きさのしめ縄は、日本でもほかにはないであろう」と話していた。
大しめ縄は住民の無病息災を願い、来年の秋の祭礼までの1年間、鳥居の前に飾られます。
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