高校や大学で学園祭シーズンたけなわの10月17日、文化会館で、流山市ゆうゆう大学学園発表会が行なわれました。
同学園は、市内に住む60歳以上の中高年を対象に2年制の生涯学習の場として親しまれているものです。市内5館の公民館を活動拠点に北部学園や東部学園など5学園からなり、アドバイスなどには、それぞれの公民館で、公募によって選ばれた生涯学習専門員が当たっています。
東葛地域には、同様の学園が、長寿大学やシルバー大学などの名称で近隣他市にもあります。流山も4年前までは流山市老人大学という名称で活動を続けてきましたが、「60歳で老人というのはいかがなものか」という声が数多く寄せられ、新名称を公募し21世紀になった01年を機に「ゆうゆう大学」として再スタートしました。大学には、必須科目として「一般教養科目」があり、クラブ活動のような形で「音楽専門科目」や「郷土史専門科目」、「俳句専門科目」「書道専門科目」「絵手紙専門科目」の5コースがあります。
15日から文化会館のホワイエ(ロビー)で、これらの展示発表が行われていましたが、最終日となった17日はホールを使って舞台発表も行なわれ、ゆうゆう大学長の鈴木昭夫教育長も参加。学園発表会実行委員会の矢嶋洋一委員長が書家の相田みつをさんの詩「なんでもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやれば楽しいから 本気でやればつかれないから つかれても つかれが さわやかだから」と「本気」と題された詩を紹介し、これまで準備で東奔西走した学生の皆さんを激励し、学園祭が若者だけのものではなく、自分たちも青春の中にあることなどを訴えました。
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