10月17日(日)、流山市南部地域の小学生が地元を探検して歩く「わくわく体験楽習」が行なわれ、小学生25人が江戸川堤など約6キロを歩きました。流山市青少年相談員南部地区(橋本勝美理事)が主催したもの。同相談員では、とかく子ども関連の事業では、一日限りのイベントになりがちなことから長期にわたって子どもたちと触れ合う事業を多く企画しています。流山市青少年青少年相談員連絡協議会(渡辺雅美会長)は、南部、北部、東部、中央の4地域に相談員活動を分け、それぞれが地域の特性を生かした長期事業を試みています。中央地区では、種まきから収穫、そば打ちまでを親子で行なう親子そばづくり教室を開催していますし、北部地区でも、アウトドアクッキングやテント張りなどを事前に長期にわたって体験学習し、本番では、大人がいっさい手を出さずに料理もテント設営も小学生だけで行う校庭キャンプが行われました。
今回のわくわく体験楽習も長期にわたって、同じメンバーで子どもたちに学校や家庭では体験しにくいことを体験学習していただこうと企画されたものです。夏には、チャレンジクッキングとして、子どもたちだけでメニューを決め、食材を近くのスーパーで購入し、公民館の調理室で料理して食べ、秋には地域の老人クラブとゲートボールを楽しみ、今回は、平和台駅から一駅だけ流山電鉄に乗って流山駅から地図を片手に歩くという企画です。博物館で企画展「ちょっと昔の暮らし」を見たあとは、江戸川堤の上を歩いて渡し場跡などを見ながら赤城神社まで歩き、1週間前にできあがったばかりの「大しめ縄」を見学し、この日はちょうど同神社の大祭だったことからお神輿や縁日を見てまわってお弁当をたべるというコース。次回は、東京電力の工場見学なども予定されています。
橋本南部地区理事は「こうした事業を通して異なった学年や他の学校に友達ができて、地域の大人と顔見知りになれるだけでも有意義な休日の過ごし方ではないでしょうか」と語っていました。青少年相談員は、こうした地域活動と全体事業の2本立てで事業が計画されていて、今回のような地域事業とは別に連絡協議会として親子たこあげ大会やチャレンジキャンプなど市域全体での大掛かりな事業も展開しています。
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