10月22日、流山市点訳奉仕会(加藤吉彦代表)が、ボランティア功労者厚生労働大臣表彰を受賞し、その報告に流山市役所を訪れました。これは、同会の長年のボランティア活動に対して厚生労働大臣から感謝状が授与されることになり、同日に千葉県庁でその伝達式が行われたもの。
同会は、社会福祉協議会主催の点訳奉仕者の養成講座の受講者を中心に、昭和53年度に地域の視覚障害者のための活動を行うことを目的に結成されたグループで、現在、会員数は21人。同年当初から、福祉団体から依頼のある各種資料や機関紙のほか、視聴覚障害者からの要請により、カレンダー、放送大学テキスト、文芸などの点訳を行っており、自宅での活動の傍ら毎月4回、福祉会館にて新人会員の指導、勉強会、調整を行っています。小・中学校の総合的学習の時間には、年に5〜6回の点字教育を行い、毎年、市主催の「福祉まつり」にも参加し、点訳の実施を行うなど、市民への点訳活動の啓発にも努めています。このほかに、広報ながれやま、市公文書、千葉盲学校依頼文書、単行本等図書類などの点訳活動を行い、各種福祉イベントへの参加・協力、点字講座への支援なども行っています。
加藤代表の表彰の報告を受け、石原助役は、「これからの福祉にはボランティアの皆さんのお力添えが必要ですので、より一層のご尽力をお願いいたします」とあいさつしました。 なお、同会は、平成2年3月に「流山市ふるさとづくり功労者表彰」、平成7年度には「千葉県社会奉仕賞」を受賞しています。さらに、ボランティア功労者厚生労働大臣表彰は、平成14年に「手話サークルさつきの会」が受賞して以来で、市内のボランティア団体の受賞はこれで2つ目となりました。
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