10月28日(木)、登校前の早朝7時から7時30分まで流山市立南部中学校(佐藤正一郎校長・生徒690人)の1年生7クラスの各委員長や生徒会役員など生徒をはじめPTA役員、教職員が流山電鉄流山駅と平和台駅の駅前に立ち、新潟県中越地震被災者救援のための募金を呼びかけました。同校生徒会の発案で始まったもので、PTAや教職員も協力しています。駅に許可を得た際に、通勤・通学客などの邪魔にならないようにと、人数や場所を決められたことから、28日(木)が1年生、29日(金)が3年生、11月1日(月)が2年生と分けて募金に立つことになりました。
今秋一番の冷え込みとなった28日、流山駅では、募金箱や募金趣旨を印刷した看板を持った中学生9人が、PTA役員さんや教職員と一緒に寒さに震えながら「新潟県中越地震被災者救援のための募金にご協力をお願いします」と呼びかけました。中には「南部中の卒業生なのですが、後輩がこんな活動をしてくれていることを誇りに思います」と募金をしてから電車に駆け込む高校生の姿も。通勤・通学前の忙しい時間帯だけに、駅前での募金活動は難しいのではないかと心配する声もありましたが、「少ないけど」「ご苦労様」「頑張ってね」と次々に募金をしてくれる大人に生徒も感激していました。
これに先立ち、前日の10月27日、同校では、生徒会の呼び掛けで始まったアルミ缶を集めて売却する活動を通して得た約3万円を使って、被災地に使い捨てカイロ約60キロをダンボール箱2箱に詰めて郵送しました。
流山市内では、25日から各公共施設に募金箱を設置し皆さんに義援金の呼びかけをさせていただいているのをはじめ、26日には市議会が義援金を送金、被災地の受け入れ態勢が整い次第、物資や食料を送らせていただく準備を進める一方、市職員の義援金も集めています。また、市教育委員会もホームスティの受け入れ態勢を調査するなどさまざまな形での支援活動が展開されています。
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