平成16年11月19日(金曜日)、市内の各学校などでは下校時のパトロールが始まりました。前日に、奈良で下校途中の小学校1年生が行方不明になり、死体で発見されるという痛ましい事件を受け、市教委では、緊急校長会議などを開き、危険個所の情報共有や地域との連携強化などを改めて話し合いました。
この痛ましい事件を受け、各学校ではPTAがパトロール活動などを始めました。鰭ヶ崎小学校PTA(山崎英彦会長)では、イラストと「お助け隊」と書かれた腕章をつけたPTA約50人が通学路に立って不審者などがいないか監視しました。パトロール初日となった19日は、冷たい雨が降って高学年が帰る頃にはあたりも暗くなってきましたが、傘を差しながら家路を急ぐ児童ひとりひとりに「気をつけて帰ってね」と声を掛けていました。
同校では、校外委員会が登校時、児童に声をかけるあいさつ運動なども展開しています。PTAの杉本理恵副会長は、「登校時間は車両侵入禁止の通学路なのに車が通る。交通安全協会の方々に立っていただくと車が通らなくなる。子どもの安全のために、地域全体で子どもを気にかけて、声をかけていきたい」と語ってくれました。
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