平成16年12月11日(土曜日)、文化会館で「ふれあいコンサート」が行われました。中央地区の家庭教育講座のカリキュラムのひとつとして、中央公民館内の学区である流山小学校と流山北小学校、南部中学校の2小学校、1中学校が合同で開催しているコンサート。市内に5館ある公民館では、その地域の特性を活かして、小中学生を持つ保護者の課題を取り入れ、各地区ごとの家庭教育講座を開催しています。文化会館3階にある中央公民館では子育てしている保護者の様々な悩みや不安など、切り口を変えて企画。ことしは、「不登校」や「思春期の子どもとの関係」、「子どもとのコミュニケーション」、「子どもにとっての地域の安全」などの課題で開催してきました。今回はその締めくくりに中央地区の小中学校3校による合同のコンサートを開催したものです。コンサートのテーマは「家庭と、学校と、地域と」。
この秋、開催された小中学校音楽発表会の準備や練習などを活かして開催したものですが、同音楽発表会が保護者や同級生の入場ができないこともあり、3校が公民館と共催で開催することによって、保護者はもちろん、吹奏楽部や合唱部以外の児童・生徒も参加でき、地域の老人クラブや高齢者福祉施設にも招待状を出して開催しました。奈良市で起きた事件などによって、下校時間の制限など、練習時間が思うように取れない状況のなか、3校の児童や生徒は今回の「ふれあいコンサート」にむけ練習を重ねてきました。受験など時期的に中学3年生は出演できず、さびしくなるかなと思いきや1.2年生の迫力ある演奏で会場は盛り上がりました。
プログラムは、流山小学校合唱部のきれいな歌声に始まり、流山北小学校吹奏楽部による「美女と野獣」などの演奏、さらに、流山小学校吹奏楽部による「夢の星」など。そして南部中学校吹奏楽部はサクソフォンの四重奏で観客の心を捉え、ソーラン節では踊りも取り入れるなど思考をこらした演奏を披露。最後は3校合同演奏で「ニューサウスウェルズマーチ」などを演奏。フィナーレは、全体合唱で「ふるさと」を会場に集まった方々も一緒に歌い、地域の人と人とのふれあいがもたれたひと時となりました。会場は1,000名ホールが満席、立ち見が出るほどで、子ども達の成長に地域の大人たちの熱い視線、支援が感じられたコンサートでした。
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