平成16年12月11日(土曜日)、流山高等学校で親子15組約50人が参加して「そば打ち」が行われました。
流山市青少年相談員中央地区(西村剛志地区理事)が、身近な食べ物である「そば」を通して自然の力・大地の力を感じでもらおうと企画したもの。8月に市内の新川耕地の畑でみんなで種をまき、11月に鎌を手に収穫しました。今年は猛暑や台風などの影響で収穫量は少なかったものの、これも自然相手の学習の一環。
そば打ちでは、流山高等学校の福井先生と同校の生徒3人が指導してくれました。最初に福井先生が、鮮やかな手つきでそば打ちの手本を披露。一通り説明を聞いた後、いよいよ参加者もそば打ちに挑戦。
「なんだか粘土みたい」と水とそば粉を混ぜる笑顔の子ども達に対し、「おいしく作るには最初のここが一番大事」といわれたお父さんお母さんは真剣そのもの。十分に練ったところでのし板にのせ麺棒で薄く延ばしたあと、折りたたんで包丁で「そば」として切っていく作業へと移りました。
子ども達以上に熱心なお父さん、お母さんの頑張りもあり、1時間ほどでそばが打ちあがりました。打ちあがったそばは、それぞれに個性豊かで太さや長さがバラバラなものや、お店に出せそうな出来映えのものもありました。
その後の試食では、参加した人たちは箸を片手に共に収穫の喜びを分かち合っていました。今回参加した小学生の女の子は、自分の打ったそばと家用にもらったそば粉を手に「とても楽しかった。また家で作って、年越しそばは手打ちに挑戦したい」と元気に話してくれました。
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