平成16年12月15日（水曜日）、西初石中学校（坂口茂美校長、生徒数242人）に「全国中学生人権作文コンテスト」の感謝状が贈られました。また、同コンテストにおいて、市内の中学生5人が松戸協議会表彰を受賞しました.
　このコンテストは、法務省と全国人権擁護委員連合会の主催で行われており、次代を担う中学生に日常の家庭生活や学校生活の中で得た体験に基づく作文を書くことを通して、人権尊重の大切さや理解を深め、豊かな人権感覚を身に付けてもらうことを目的として、昭和56年度から実施しているものです。今回は、全国の中学校5,762校から755,390編という多数の応募がありました。このうち「いじめ」をテーマとしたものが26．8パーセントを占めており、この問題が中学生にとって極めて身近で重大な人権問題として意識されていることが伺えました。

　西初石中学校は、同コンテストに5年連続で応募し、中学生の人権意識の高揚に尽力されたことが認められたもので、人権擁護委員の秋月孝夫さんが同席した中、千葉地方法務局松戸支局の打越寅雄支局長から同校の坂口校長に感謝状が手渡されました。また、同校では、毎月10日に西初石地区地域教育会議、西初石小学校児童会、流山中央高等学校と共催で「西初石地区あいさつ運動」を展開し、同地区を誰もがあいさつを交わせる地域づくりにも取り組んでいます。坂口校長は、「感謝状をいただけたのは光栄なことです。学校でもいろいろな問題が起こりますが、これからは学校だけではなく地域や外部との連携が必要になってきています」と話していました。

　なお、同コンテストにおいて、松戸協議会表彰を受賞した市内の中学生は、次のとおり。
【松戸協議会表彰受賞者】
栗原舞（南部中2年）、志賀渚（八木中3年）、吉屋佳奈（東部中3年）、田口梨沙（東深井中3年）、岩田夢夏（南流山中3年）　　　　　　　　　　　　　　〈順不同・敬称略〉

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