平成16年12月20日(月曜日)、市役所に折り鶴が届けられました。この折り鶴は、市役所ロビーに、北朝鮮による拉致事件の解決を願って、ブルーリボンのクリスマスツリーを設置していることを知った秋田県の小学生と中学生の兄妹が贈ってくれたものです。能代市の中学3年の伊藤佑歩さんと小学6年の伊藤かいなさん。かいなさんが生まれた平成4年に、能代市の海岸で、行方不明となり、北朝鮮に拉致された可能性がある松林恵美さんのことを知り、拉致問題に関心を持ったそうです。
平成16年12月1日(水曜日)に秋田市で開催されたフォーラムで拉致被害者家族連絡会代表・横田滋さんと早紀江さんが、流山市で、クリスマスツリーにブルーリボンを結んで、被害者の無事救出と問題の早期解決を願っている人権運動が展開されていることを知ったそうです。届いた100羽の折り鶴は、ひとつひとつに平和などの文字が書かれ、袋に入ってブルーリボンのシールが貼られていました。
折り鶴を受けた松戸人権擁護委員協議会流山部会(米山孝平部会長)は、その日のうちに、クリスマスツリーの横に置いて自由にお持ちいただけるようにしました。同封されていた佑歩さんの手紙には「鶴がその背に愛する家族を乗せて、日本の地に帰ってくることを願い、心を込めて折りました。ブルーリボンツリーをかざって下さっている流山市の皆さんに、この祈りのつるを受け取ってもらいたいと思い送らせていただきました」とありました。
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