平成17年1月25日(火曜日)、南流山センターホールで、テレビでおなじみの村上祥子さんを講師にお迎えし、「食べることは生きること〜電子レンジでクイッククッキング」と題した講演と調理実演が行われ、約80人の方が参加しました。料理研究家で管理栄養士の村上祥子さんは、「人間は食べることによって健康で元気に生きられるが、食べ方によっては病気になることもある。子どもには本当の味覚を知ってほしい。一日30品目の食品は無理で15品目で1600kcalの食事をとれば充分」と語りました。
日本型食生活が変わり、芋の煮っころがしや酢の物が食卓から消えたことから、今クエン酸がからだにいいといわれていますが、酢酸もからだに入ればクエン酸になることなどを話しながら、電子レンジで「きのこのマリネ」を2分で仕上げ参加者に試食してもらい「おいしい」と好評を得ました。フルーツサワーも会場にまわしながら、酢が関節の疲労物質を分解するのでスポーツ選手などは飲んでいることなど、何故この食品をとるのかをわかり易くお話しし、参加者はメモをとりながら熱心に聞き入っていました。
今回の調理実演は脳の栄養に一番のごはんに始まり、肉じゃが、さばのうま煮、ピーマンのじゃこ炒め、ポテトサラダ、きのこのマリネ、フルーツサワー、蒸しピザの8品目をマジックのように披露しました。これまで暖めるだけの脇役だった電子レンジで初めて料理を作った人村上祥子さんが電子レンジで料理することを思いついたのが、糖尿病で食事制限をしている方に美味しい料理を食べてもらいたいとの思いがきっかけ。電子レンジなら油や塩分を控えた料理ができ1日300kcal落とせるし、何しろ簡単で出来たてが食べられる。アイディアが生まれるたびに家族などに試食してもらい、今では下は3歳児対象のミニシェフクラブから、上は80代のシニア向け教室を多く持ち、福岡と東京間を行き来しながら「食べることは生きること」を伝えています。
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