平成17年1月18日(火曜日) 、保健センターで公民館主催の「子育てママとパパの食事セミナー」が開催されました。昨年、中央教育審議会から「食育を重要課題として位置付ける」とした答申が出されたことを受け、公民館の家庭教育講座の一環として「食」をテーマに企画されたものです。昨今の家庭の食生活は外食産業、コンビニ店等の手軽さの影響で、家庭でつくり食事をすることへのこだわりが薄れてきていると思われることから、子どもも含めて食への関心を深め、食生活を見直してもらおうと、乳幼児を子育て中の方を対象に開催されました。
当日、子どもの体調不良などで欠席の方を除く19組が参加しました。市保健推進課の友野希代子管理栄養士を講師に、子どもの成長に必要な栄養や家族そろっての食事の大切さなどの話しを聞いた後、調理実習に入りました。メニューは「フレンチトースト」、「小松菜しゅうまい」、「空也蒸し」、「肉団子の野菜あん」、「牛乳かん」の5品。同じグループの人と子どもの話を交えながらの調理はわきあいあいと行われ、12時前にはどのグループも美味しそうな料理が並びました。
別室で保育ボランティアひだまりに保育してもらっていた子どもたちと、調理室で食事づくりを楽しんでいたお母さんが合流し一緒に食事。どの親子も「おいしいね」と幸せそうでした。参加者からは「茶碗蒸しは濾さなくてもできるんですね」、「子どもの味付けはこんなに薄かったんだ」など日頃の料理の参考になったようです。さらに、調理中は子どもを保育ボランティアに預かってもらったため、「じっくり料理にうちこめた」、「子どものことを忘れ、自分の時間が楽しめた」と好評でした。次回は、1月25日南流山センターで料理研究家の村上祥子さんをお招きしての食事セミナーが開催されます。
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