平成17年2月5日(土曜日)、文化会館で東初石1丁目や北自治会など、活発なお祭りなどの活動をしている自治会の体験談に学ぶフォーラムが行われ、自治会関係者やNPO法人、市民サークルなどで活性化に悩む関係者ら約50人がそのノウハウを学びました。169ある自治会の中でも、特に元気な祭りを開催して評判の東初石一丁目自治会(高橋澄子会長)の夏祭りと、北自治会(橋川弘道会長)の北フェスティバルにスポットを当て、担当者からその秘訣を学ぼうと、まちネット流山(伊勢良一理事長)が開催しました。今回のテーマは「流山のまつりを語る〜元気な自治会に学ぼう」。
自治会報が1月末に100号を迎えた東初石1丁目自治会では、夏祭り以外にも、自治会役員の引き受け手が減少する中で、有志による有限会社初石タウンサービスが設立され、文化祭も16年目を迎えるなどユニークな自治会として注目を集めています。発表にあたった片岡興一さんは、「最大の秘訣は誘うこと。声をかけられるのを待っていらっしゃる方々も少なくないはず」と、声をかけることによって顔見知りになることが第一歩であることを強調しました。
また、北自治会の北フェスティバルについて体験発表した伊江敬治さんは、体験談の前に「北フェスティバル賛歌」というイベントの主題歌を流し、地域でテーマソングをつくる楽しさなども披露しながら、「私たちの世代には新天地でも、ここで生まれ育った子ども世代には故郷そのもの、一度離れた子ども世代が孫を連れて戻ったときに同じ夏祭りで迎えたい」と語りました。井崎市長は「夏祭りなどのイベントは大変な労力が必要。できない理由をあげたらキリがない。できるところから始めてご近所が顔見知りになれば、地域の防犯や防災にもきっと大きな力になるはず」とあいさつしました。
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