平成17年2月6日(日曜日)、文化会館でオセロ大会が行なわれました。流山市青少年相談員連絡協議会(渡辺雅美会長)が主催したもので、市内4地区の予選を勝ち抜いた子どもたちが、記念すべき第10代チャンピオンの座を目指して熱戦を展開しました。覚えるのには1分、習熟するには一生。単純なようで奥が深いオセロゲーム。相手の石を挟んで「返していく」このゲームは、ヨーロッパ生まれのようなイメージで売り出されていますが、実は日本生まれ、世界育ちのゲーム。戦後まもなく旧制水戸中学の生徒だった長谷川五郎さん(柏市在住)が、昼休みにボール紙で遊んでいたものを30年前に商品化。昭和48年に発表されるや日本のみならず世界で爆発的なブームとなりました。幼児から年配の方まで誰でもすぐに楽しめるゲームです。
テレビゲームやコンピュータなどで家族や友人との会話やふれあいが不足しがちな子どもたちに「たまにはテレビを消して家族で向き合おう」をテーマに流山市青少年相談員が地区事業として「流山市オセロ大会」を開催したのが10年前。オセロ世界チャンピオンや名人などを招きながら工夫を凝らして続いています。平成14年7月28日に国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた全日本オセロ選手権大会(日本オセロ連盟主催)では、流山市南流山在住の当時高校生3年生だった駒野達也さんが第30代全日本チャンピオンに輝きました。駒野さんは、小学校1年生のときにファミコンソフトのオセロに出会い、小学校5年生になってから南流山センターで青少年相談員が主催するオセロ大会に本格的に参戦し、現在7段だそうです。
流山市で盛んなオセロですが、南流山センターはオセロの東日本大会の会場として毎年使われているのをはじめ、流山市青少年相談員の大会で上位入賞した小学生は東日本大会への出場も果たしています。また、平成15年11月3日(祝)に流山市総合運動公園で開催された第25回流山市民まつりでは、青少年相談員で、世界最大のオセロ盤と駒をつくってギネスに挑戦しようという企画が実現しました。今大会での各学年の優勝者は次のとおり。山口祥太朗さん(向小金小1年)、佐藤貴大さん(向小金小2年)、恵日格也さん(流山小3年)、佐々木健さん(八木北小4年)、内田一輝さん(八木北小5年)、三木清香さん(流山小6年)
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