平成17年2月23日（水曜日）、文化会館で「流山市ゆうゆう大学」の卒業式が行われ、62歳から88歳までの295人の学生が卒業しました。ゆうゆう大学は60歳以上の方を対象とした公民館事業で、昭和52年から「老人大学」として24年間開催されてきましたが、「60歳で老人と呼ばれるのはいかがなものか」という声に応えて、公募で「ゆうゆう大学」と名前を変えてから4年（2期）が経過しました。

　今回卒業された学生の皆さんは、平成15年4月から平成17年2月までの2年間、教養科目（必須科目30回）として国際問題や年金問題、介護やボランティア、文学や健康などについて学びました。また、郷土史や絵手紙など5科目の専門科目は各20回学んできました。ゆうゆう大学は市内5か所にある公民館ごとに5学園設置され、中高年の身近な生涯学習の場として親しまれています。昨年10月には成果の発表会として文化祭も行われるなど、楽しい学生生活だったようです。学園によってはOB会を立ち上げ、自らカリキュラムをたて会場を予約し、講師を招いて自主講座を計画するなど、現在も活発に学習活動を展開しています。

　ゆうゆう大学へ入学される方々は、豊かな生活を送るために学びたいという方々をはじめ、仕事の都合などで地元に友人知人が少ないのでクラスメイトと知り合いたいという方々など動機はさまざまです。そのため学ぶ内容も国際情勢や政治経済から趣味の域のものまで幅広いものになっています。次回、平成17年4月から19年2月までのゆうゆう大学生の募集は3月1日から17日まで受け付けます。詳細は「広報ながれやま3月1日号」またはホームページの公民館のページをご覧になるか、各館にお問い合わせください。
　問い合わせは、文化会館（中央公民館）電話番号7158−3462/北部公民館電話番号7153―0567/東部公民館電話番号7144−2988/初石公民館電話番号7154−9101/南流山センター電話番号7159−4511

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