平成17年3月7日(月曜日)、思井児童センターで「消防自動車を見よう」を実施しました。これは、毎年、思井福祉会館との合同で行う避難訓練をかねて行ったもので、幼児とその保護者60組・120人が本番さながらの避難訓練を体験しました。流山消防署南分署から、消防車、救急車、起震車がそれぞれ1台ずつと、10人の消防士が参加。地震の際の心構えや、避難方法などを指導してくださいました。
火災報知ベルが突然鳴り出し、避難訓練が始まりました。職員の誘導にあわせて子どもたちとお母さんたちが、ゆっくり避難。センター前の広場に集まったところで、消防士さんから「こんなにゆっくり避難してたら、逃げ遅れますよ」と厳しい声もでて、参加者も真剣に訓練に取り組みました。
訓練の後には、消防車や救急車に乗ったり、一緒に記念撮影したりとみんな大喜びでした。起震車では、関東大震災と同じ震度に設定され、立っていられない揺れを体験。子どもたちは、大はしゃぎで2回も3回も乗る子もいれば、泣き出す子、絶対乗らない子と様々でした。
お母さんたちは、消火器を使った消化訓練も体験。実際に使ったことはない方ばかりで、良い体験になったようです。
昨年の新潟中越地震やスマトラ島沖地震などの発生で、防災に対しとても関心が高まっているなか、「以前は、地震が起こったらまず火の元を、と言われていましたが、まずは安全なところに逃げて、揺れがおさまってから火の元を消すように」との消防士さんからのアドバイスに、お母さんたちも真剣に聞き入っていました。いつ起こるか分からない自然災害には、心構えが一番大切なようです。
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