平成17年3月28日(月曜日)、首相官邸大ホールで構造改革特別区の認定書授与式が行われ、小泉首相から井崎市長に認定書が手渡されました。これは、社会福祉法人やNPO法人などが、営業運転用の車でない「白ナンバー」の一般車で障害者らを有償で送迎できるように、流山市が内閣府に申請していた「流山福祉輸送セダン特区」が認定されたもので、こうした内容の特区認定は県内初です。
障害者を有償で送迎する場合、車いすに乗って乗降できるようリフト機能などを設けた「福祉車両」なら、道路運送法の規定で国土交通省の許可を受ければ白ナンバーでも可能です。視覚や知的な障害を持たれる方、介護が必要な高齢者などの病院への送迎には、乗降用リフトなど特別な機能は必要ないうえ、福祉車両は高額で台数も少ないことから、一般の乗用車でも目的が果たせるとして、NPO法人などからの特区申請の要望を受け、市が国に申請していたものです。今回の認定を受け、市では今後、学識経験者や福祉関係者などによる運営協議会を設立し、具体的な運営方針などを審議、国交省の許可を受け、実現化を進めていきます。
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