鰭ケ崎小学校(乾芳壽校長)で、プール生まれのヤゴが子どもたちの手で育てられています。5月25日に行われたプール掃除の際に採ったものです。5年生と6年生がプールを掃除し、3年生と4年生が、膝までの少なくなった水に入って「ヤゴの救出大作戦」を展開。毎年3年生と4年生が、総合学習の一環としてヤゴの飼育をして、観察記録をつくっています。
秋から冬にかけての学校のプールは、水生生物と触れ合うことができる身近な水辺空間。ゲンゴロウやアメンボなどたくさんの昆虫が生息しています。ヤゴはトンボの幼虫。トンボが、プールに卵を産んだものが育ったものでしょう。子どもたちは、17匹のヤゴを捕獲して、校内の水槽で飼育を始めました。
先生のお話では、6月中旬には羽化も見られるのではないかとのこと。羽化が近いと思われる幼虫は、水槽から空になったプリンなどの容器に移され、羽化するときに、よじ登るための割り箸が入れられていました。子どもたちの中には、休日にご家族と一緒にヤゴの餌となるオタマジャクシやメダカを採りに行く児童もいるそうです。鰭ケ崎小学校に、プール生まれ、教室育ちのトンボが舞い飛ぶ日も近いのかもしれません。
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