子育てママのセミナー「あかちゃんといっしょ」が平成17年6月6日(月曜日)から連続3回講座として流山市文化会館ひだまりルームで始まり、16組の親子が参加しました。日頃、両親学級や新生児訪問で馴染みのある助産師の小路和子さんを囲み、0歳児を子育て中のお母さんたちが集まって、毎日の子育てで悩んでいることや気になることを話し合う場となりました。

　核家族化が進み、ちょっとしたことなどを話せる、聞ける人がいない生活の中、「離乳食はどんなものがいいの」、「夜泣きがやまない」、「UVケアはしたほうがいいの」など日常生活で、どうしたらよいのか「ちょっとわからない」ことを、気軽に話し合いました。講座は、最初3人が1グループになって、「子育てしている私の気持ち」についてフリートーク。お母さんは自分のことを話すより、どうしても子どもの話になってしまうなど、目線が子どもに向いていて自分には向かない状況を見た小路さんは、「これが子育て中のお母さんの本音ですね」と分析していました。

　誕生する過程の赤ちゃんの状態についての話や、「出産はお母さんも頑張ったけど、子どもにも生きる力があるから生まれてきたんだよ」と、子育てで悩んだ時、あかちゃんは何も出来ないのではなく生きる力があるから育っていることを思い出して欲しいと話していました。男の子、女の子のからだの洗い方の違いなどについても細かく気をつけることを話し、参加したお母さんは熱心に聞き入っていました。講師の小路和子さんは、「いいお母さんでなくていいんだよ」というメッセージを子育て中のお母さんにいっぱい送りたいと言ってました。

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