一茶双樹記念館「ちば県民の日」企画無料観覧
更新日 平成17年6月13日


梅雨の一日を枯山水の落ち着いた雰囲気の中で過ごしてみませんか

[画像]一茶双樹記念館の外観の写真(15.5KB)

 平成17年6月12日(日曜日)、流山6丁目の一茶双樹記念館が、「ちば県民の日」の企画として、無料で開放されました。この日は、ふるさと産品の展示販売も行なわれ、一茶漬などの漬物の試食コーナーも人気を集めていました。また、茶道親和会の皆さんによる呈茶も、「作法にとらわれず気軽に抹茶が楽しめる」と好評でした。枯山水の落ち着いた雰囲気の中、お茶を味わいながら自然と語らう方や記念写真を撮られる方などが休日のひとときをゆったりと過ごしていらっしゃいました。


[画像]一茶双樹記念館の庭の写真(19.2KB)

 小林一茶(1763-1827)がふるさと信濃の柏原を後に江戸に出たのは、安永6年(1777)の春15歳の時でした。それ以降約10年間、江戸で何をしていたのか、その記録は現在のところ発見されていません。一部の言い伝えによれば、馬橋で油屋を営む俳人大川立砂の家に奉公していた時期もあったといわれています。
 当時、北総地方には、悠々自適の境地を楽しもうという、俳人山口素堂の一派である "葛飾派"の俳人が多く、立石もその一人で、一茶もはじめは葛飾派に属していました。


[画像]ふるさと産品の販売の様子の写真(15.8KB)

 流山の秋元双樹と知りあったのも、おそらく立砂を通じてではなかったかと思われます。北総地方は、一茶にとってはいわば第二のふるさとであり、流山の双樹のもとには、 50回以上も来訪したことが知られています。梅雨の一日、一茶双樹記念館を訪ねてみませんか。総武流山電鉄平和台駅約8分
問い合わせは同記記念館04−7150−5750



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