平成17年6月21日(火曜日)、保健センターで「元気はつらつ倶楽部」がスタートしました。 この教室は、市の重点プロジェクトに位置づけられた健康増進事業の一環で、市内5会場で5回コースとして開催されています。高齢者の寝たきりを防ぐには、骨折の原因となる転倒予防や、生活習慣の予防をすることが重要です。中高年になっても運動することで機能低下を防止できることから、普段運動習慣のない方に、いつでもどこでも簡単に出来る体操を普及しようと行われました。
参加者は40歳代から80歳代までの32人、受付をすませると、血圧を測定、体力測定では、握力測定(筋肉の力を見ます)、棒反応(敏捷性の検査)、長座体前屈(柔軟性を見る測定)、健康の余裕度を見る検査、CMD(コンピュータ・メディカル・チェック)をします。この検査は手と足のつめの脇のツボからその人の健康状態をチェックし、コンピュータにデータを登録し、インターネットを使って解析するもので、旧ソビエトの宇宙飛行士の健康チェックにも使われたものです。
体力測定が終わると、いよいよ体操が始まります。今月は、6月の花嫁ジューンブライドに合わせたオープニングの結婚行進曲、童謡から民謡、演歌、昔懐かしい東海林太郎の「赤城の子守唄」など、おなじみの音楽に合わせた運動が始まりました。運動指導士の明るい声が響き渡る中、肩こり、腰痛解消のための体操、全身の筋力アップ、転倒防止の決め手となる大腰筋を鍛える体操など、楽しく体が動かせる体操が繰り広げられました。今回の教室での参加者の最高齢者は、西初石にお住まい内田さん80歳でした。広報でこの教室のことを知り、自分でできる範囲の運動が出来たらと思い参加されたそうです。「私は体操が大嫌いでした。でも、やらないとこれから先、生活して行かれないと思い、お隣の西山さんを誘って参加しました」。自分のペースで、無理せず、気ままに、楽しく運動を続けていきたいと話されていました。
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