平成17年6月23日(木曜日)、文化会館で「寺内タケシとブルージーンズのハイスクールコンサート」が行われました。今回、ハイスクールコンサートの対象になったのは、流山東高校。寺内タケシさんは、昭和14年 茨城県土浦市生まれ、中学時代にバンド活動を開始、大学在学中よりプロ活動。昭和38年ブルージーンズ結成。昭和49年からハイスクールコンサートを開始。平成2年に300校を達成し、平成11年には1,000校を突破しました。
かつては不良の音楽として禁止されていたエレキギター演奏ですが、「"心の底からの感動"が人の心を開くひとつの要因になる事を、そして、物事を感じ取る素直な心をこのハイスクールコンサートを通じて体験してもらいたい」と、全国の高校を回って生演奏に接する機会を提供しています。この日も寺内さんは、ステージから、客席の高校生に直接話し掛けながら、ライブの楽しさを共有しました。
翌週の6月29日(水曜日)には、国会(衆議院別館講堂)で初めての寺内タケシとブルージーンズ、ハイスクールコンサート国会報告会が同報告会実行委員会(共同実行委員長に衆議院議長ならびに参議院議長)の主催で開催されます。これは高等学校芸術鑑賞会、ハイスクールコンサートを実施して35年、この日の流山東高校で1,252校にものぼる演奏を続けてこられた寺内タケシとブルージンーンズが、日頃の活動を国会議員にも聞いていただき、今後の青少年教育政策の参考にもしてもらおうと開催されるものです。ハイスクールコンサートなど青少年に対する情操教育が高く評価され、昨年末には文化庁長官表彰が贈られました。
寺内さんは、「エレキギターが不良を作ると禁止された時代から35年、そのエレキギターのコンサートが国会議事堂で開催されることに喜びと感慨を覚えます」と語っていらっしゃいます。このコンサートを、さらにこれからはじまる中学生芸術教育、ジュニア・ハイスクールコンサートへの出発点としたいと意欲を見せています。この日は、「パイプ・ライン」、「 ダイヤモンド・ヘッド 」、「君といつまでも」、「夜空の星」、「 キャラバン」 など、エレキギター全盛世代ではない高校生もパワフルな演奏に酔いしれていました。
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