平成17年6月29日(水曜日)、開業まで54日と迫った「つくばエクスプレス(TX)」の南流山駅で、障害を持つ方を対象とした駅舎見学会が行われました。身体障害や知的障害、視覚・聴覚障害を持つ方、介助のボランティアの方など85人が参加し、各設備の説明を受けながら使い勝手を確認しました。
4班に分かれて改札口から券売機、エレベーター、ホーム、トイレなどを見学しながら、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の職員と意見交換を行いました。「ホームが少し狭い」、「音声ガイダンスの声が小さい」などのご意見もありましたが、広く取られた改札口や、高さに変化をつけたホームのベンチ、転落防止の可動式ホーム柵など全体的には高評価を得られました。
TX南流山駅は、「光」のある駅をデザインコンセプトに取り入れ、「光の箱」を連想させる出入口や、未来を感じさせる「新しさ」をデザイン要素として積極的に取り入れた地下駅です。また、誰もが使いやすい「ユニバーサルデザイン」が採用されていて、例えば、エスカレーターは子どもや高齢の方でも安心な平らな部分を多く取った構造に、券売機は車椅子の方も使いやすいように車椅子のひざ下が入るようになっているなど、ひとつひとつの設備が交通バリアフリー法に基づき障害を持つ方や高齢者などに配慮した設計となっています。
流山市では、8月24日の開業に向けて、開業イベントを予定しています。詳細は、7月15日号の「広報ながれやま」に掲載の予定です。
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