一昨年11月に旗揚げした流山子どもミュージカル(坂巻久美代表)。前回は、発団わずか10か月で初公演を実現させた流山子どもミュージカル。今回は劇団員も25人に増え、いま、夏休みの公演に向けて稽古に熱が入っています。平成17年4月22日(金曜日)夜、森の図書館ホールでそんな子どもたちの舞台稽古を見学させていただきました。
演目は「ピエロ人形の詩」。きみの心の中には、優しさがいっぱい。ひとりぼっちの少女ナナは、ふしぎなピエロ人形からそういわれました。いじわるで、おこりんぼと思っているのに…。 劇団旗揚げ当時から指導していただいている劇団BDPの中沢千尋さんから「ピエロの動きをもっと自分で研究して」「出てくるのが遅い、転ばないように気をつけて、もっと早く」と指摘されながら幼稚園児から中学生までの団員は真剣にダンスや台詞を繰り返し練習していました。
今年の作品は、主役のナナが、貧乏な境遇から社会を拒絶して、いじわるをしたり、荒くれたりしていましたが、ある日、リンゴを万引きしてしまったところから物語が始まります。広場でピエロに出会い、たくさんの人に慕われているピエロから慈しみの心と、ピエロを慕っている人や動物達から影響を受け、だんだん凝り固まったひきこもりの心が解けていきますが…。
そんなストーリーを健気に演じ、踊っている団員の皆さんに休憩時間にお話を伺いました。フーパー舞華ユマさんとフーパー星華マリアさんの姉妹は「バレエは習っていましたが、ミュージカルは歌や台詞もあって難しいけど楽しい」と語ってくれました。公演は、7月30日(土曜日)午前11時からと午後3時からの2回公演(開場は各30分前)。会場は流山市文化会館大ホール。入場は全席自由で前売券が900円、当日券が1,000円。問い合わせは流山子どもミュージカル代表坂巻さん(04−7153−3704)まで。
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