東京大学柏図書館が柏の葉にオープンしました。平成17年4月22日()、東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻の大矢禎一教授が館長に就任が決まったばかりの同館を訪ねました。総床面積5,666平方メートル、2階建ての建物の中は、従来の図書館のイメージとは異なりガラス張り部分が多く、採光のよい明るい雰囲気です。今年度は、自然科学系の雑誌や専門書など15万冊規模でスタートし、将来は約80万冊の蔵書が可能になるそうです。
出入り口を入るとゆったりとくつろげるコミュニティサロンがあり、2階に上がると学術書や研究書が中心の閲覧室があります。受付で係の方に申し出て記名をすれば、図書を閲覧することもできます。まだ、開館したばかりで、準備中のところも少なくありませんが、貸し出しなどの地域開放や他の図書館との連携などについてはこれから規則などを検討していただけるそうです。
場所は、柏市柏の葉5丁目で、最寄駅は東武野田線江戸川台駅から徒歩約30分。柏駅からの東武バスで「東大前」や「国立がんセンター」などで下車すればすぐです。国内最大規模の自動化書庫に収容された資料は、東京大学の学生教職員に対してe-DDS(電子的ドキュメントデリバリーサービス)によって、離れた場所の利用者へ電子ファイルで素早く届けられるシステムなども完備されています。東京大学柏図書館の利用方法などについては、詳細が決まり次第、お知らせしてまいります。
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