平成17年4月29日(祝日)、江戸川に沿って南北に流れる今上落とし(通称・こがわ)を昔のように魚やしじみが捕れる綺麗な川によみがえらせようと、地元のボランティアグループが河川の清掃活動を行いました。地元では通称「こがわ」と呼ばれている今上落としの清掃活動を行ったのは、地元の自治会や消防団をはじめカヌー同好会や建設協会などからなるボランティアグループ「めだかの会」(森淑浩会長)。
つばめが飛び交い、ひばりのさえずりが聞こえ、川面には鴨や川鵜が遊ぶ初夏の休日。胴長靴をはいてとび口を持った若い男性たちが川に入り、テレビや自転車、タイヤなどを拾い集めると、建設協会のクレーン付トラックからワイヤで地元漁師さんからお借りした舟が橋から下ろされ、この舟に拾い集めたごみを積んで川を下っていきます。小谷橋、あんま橋、富士橋の3つの橋で同じように舟を下ろしたり上げたりしながら約1.5トンのごみを回収。胴長靴などがない人々は、土手沿いにペットボトルや空き缶を拾いながら約1キロを歩きました。
つばめが飛び交い、ひばりのさえずりが聞こえ、川面には鴨や川鵜が遊ぶ初夏の休日。胴長靴をはいてとび口を持った若い男性たちが川に入り、テレビや自転車、タイヤなどを拾い集めると、建設協会のクレーン付トラックからワイヤで地元漁師さんからお借りした舟が橋から下ろされ、この舟に拾い集めたごみを積んで川を下っていきます。小谷橋、あんま橋、富士橋の3つの橋で同じように舟を下ろしたり上げたりしながら約1.5トンのごみを回収。胴長靴などがない人々は、土手沿いにペットボトルや空き缶を拾いながら約1キロを歩きました。
流山北小学校6年の磯野絢子さん(11)は「ごみ拾いしていたら江戸川土手を散歩していたおじさんに"年に1回や2回じゃだめだ。毎月やれ"って言われたけど、まずは自分からやってみせてほしい」と語っていました。この今上落としは、古くから新川耕地の農業用の排水路としてつくられたもので、昔からここを知る人の話では、川で泳いで遊んだり、魚や貝のしじみを捕って食べたこともあったそうです。今回の清掃で集められたゴミの量は、およそ1.5トン。森会長は、「なかなか参加者の裾野は広がらないが、まず始めることが大事だと思う。長いスパンで地道に活動を続けて、川を汚してはいけないという認識を高めながら、地域に広めていきたい」と語っていました。
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