平成17年4月29日(祝日)と30日(土曜日)の2日間、東初石のふくろうの森で「ふくろうまつり2005春」が行われ、多くの家族連れなどでにぎわいました。ふくろうの森は、その名のとおりふくろうが生息できる豊かな自然に恵まれた環境から命名された複合施設ですが、歩いてわずか5分のところには今夏開通するつくばエクスプレスの流山おおたかの森駅ができます。4月29日は、語呂合わせで「ふくろうの日」と定め、毎年、連休のこの時期と秋にこうしたまつりを開催している同森で、今回は、近隣で鷹匠を楽しむ愛好家らが自慢の鷹を持ち寄りました。
野田市や茨城県牛久市などを中心に鷹匠サークルの活動は盛んで、11月15日から2月15日までの3か月間は県内で鷹狩が許可されることから利根運河や江戸川などで飼い慣らした鷹を使って野鳥などを獲るスポーツとしての鷹匠が盛んに行われています。会場では肩や腕にふくろうや鷹をのせて歩く愛好家が闊歩し、定期的に青空を舞う鷹を見せるフライトショーを行い入場者を喜ばせました。会場にはオオタカをはじめハリスフォーク、ダルマワシなどが木の枝などにつながれ、初めて近くで猛禽類を見る子どもたちが一緒に記念写真を撮ったり大喜び。流山市内に勤務している田村竹二さんは、自慢のニシオオノスリの「弁慶」をつれて参加していました。田村さんは、人間に慣らすために仕事の休みの日には1日8時間以上も約1.2キロある弁慶を腕にとまらせたままにしていたそうです。
会場内には、ふくろうは「不苦労」にもつながって縁起がよいとふくろう神社やふくろう博物館などもあり、ふくろうまつり期間中は「世界のふくろう切手展」なども行われました。会場内では、ザリガニ釣りやフリーマーケット、野鳥の巣箱づくりコンクールなどが行われ、終日、多くの家族連れなどでにぎわいました。
ふくろうの森は、手打ちそばや甘味処の「茶屋くまげら」をはじめインドアスポーツが楽しめる「ビッグバード」、バーベキューや野鳥の広場「自然庭園桂」、多目的スペースの「けやきホール」、カフェ・手づくりパンの「ふくろうや」、コレクターのふくろうグッズを集めた「ふくろう博物館」、日曜大工が好きなお父さんに人気の「木工房・啄木鳥」などからなる複合施設。かつて卓球台の生産量日本一を誇った松田合板の跡地を利用したレジャー施設で、春と秋にはふくろうまつりが定期的に行われています。また、5月12日には親子で楽しむ「うたのおもちゃばこinふくろうの森」も計画されています。問い合わせは、ふくろうの森(04−7154−2192)
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