平成17年5月2日(月曜日)、流山シニアライオンズクラブ(川田昭蔵会長)の皆さんが教育長室を訪れ、市内小中学校にケナフの本を寄贈してくださいました。2月16日、京都議定書が発効となり、地球温暖化問題の解決に向けて第一歩が踏み出されました。ケナフは、環境にやさしい機能を持つものとして注目されているハイビスカス属の植物。空気中の二酸化炭素を他の植物よりも2〜8倍も多く取り込むばかりか、木材パルプの代用品としても利用でき、成長が早く、栽培も簡単です。
今回、23校に寄贈いただいたのは「ケナフと100人の仲間たち」(ユニ出版刊)と「ケナフで環境を考える」(文芸社刊)の2種類。この日、同クラブを代表して市役所を訪問されたのは、川田会長をはじめ阿部禎宏さんと鈴木良弘さん。図書の寄贈は、同クラブ5周年記念事業として行われたもので、図書の寄贈以外にも、流山市社会福祉協議会に車いす5台を贈りました。
同クラブの鈴木さんは「イベントなどで子どもたちにケナフを使った紙すきを見せたりしていますが、ケナフを使った製紙の実用化が広がらないなどの課題が残っています」と語っていました。また、川田会長は「私は自動車に乗っているので、自分で出したCO2くらいはと考え、自宅でもケナフを栽培しています。子どもたちが地球環境を考えるきっかけになれば」と語っていました。
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