流山高校のカーネーション
更新日 平成17年5月6日


母の日にカーネーション 流山高校の生徒が丹精込めて育てた花が人気

[画像]赤のカーネーションの写真(29.5KB)

 母の日は毎年5月の第2日曜日。今年は5月8日。母の日に贈る花の定番といえば何と言ってもカーネーション。東初石の県立流山高校(佐藤正宜校長)のハウスを見せていただきました。お邪魔した日は、連休中ということもあって生徒もお休みで少々寂しかったのですが、165平方メートルの園芸用ハウスには赤やピンクのカーネーションが咲き誇り、当番の教職員の皆さんが花に水をあげるなど世話をされていました。


[画像]カーネーションに水をやる教職員の方の写真(29.8KB)

 「いまの子は、土に触れる機会も少ないので、最初は嫌がりますが、手をかけるとかけただけの、手を抜けば抜いただけの結果がついてくるので張り合いが生まれ、一生懸命になる子が多い」ということです。切花用のカーネーションは農業科にある生活科の生徒がフラワーアレンジメントの選択授業で使います。切花は5本で200円、農業科の中の園芸科が育てる鉢植えは1鉢300円で販売されていて、ふくらみかけたつぼみが数あるものが売れ筋だそうです。


[画像]大きく成長したカーネーションの写真(33.0KB)

 花や野菜の販売は平日の9時から12時30分、13時30分から15時まで、売上は県に納められます。これからの季節は、サルビアやニチニチ草、マリーゴールドなどのガーデニング材が人気。また、野菜や果物ではトマト、キュウリ、メロンなどが人気だそうです。春から開催している同校農業科と同市公民館共催による家族野菜づくり講座をはじめ、夏休みから始まるさわやか健康ボクシング教室など、地域に密着した高校として40年の歴史を持つ名門校ですが、最近では、高校の農場にガーデニングや家庭菜園の相談に訪れる市民の皆さんも多いそうです。お問い合わせは同校農場7154−1815



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