平成17年5月28日(土曜日)、初石公民館で、小学生ら30人がフィリピン料理に挑戦しました。流山市青少年相談員連絡協議会中央地区(西村剛志理事)が、終戦60周年の今年、子どもたちに料理などを通じて国際理解と国際交流をと初めて試みたもので、「世界の国からコニャニャチワ!チャレンジワールドクッキング1」として開催しました。
第1回目の今回は、フィリピン料理を楽しみました。講師は、市内にお住まいの2人の女性。メニューは、「ルンピャン」という上海豚挽肉の春巻をはじめ鶏もも肉や青パパイヤでつくる「ティノランマノク」というスープや、ハロハロとも言われるさつまいもやバナナ、ココナッツミルクなどでつくる「ギナタアン」というデザート、そして焼いた長ナスにみじん切りにしたたまねぎと挽肉にとき卵をのせる「トールタンタロン」など。
流山市青少年相談員(渡辺雅美会長)は、県知事と市長から委嘱を受け、子どもたちが地域活動を通じて健やかに育つための手伝いをしているボランティア組織で、60人の市民が4地域に分かれて、通年で子どもたちに接していく事業と、大きなイベントで学区などを越えて接していく事業を企画運営しています。夏休みのチャレンジキャンプや、各地区ごとに予選を勝ち抜いてきた子どもたちが市内チャンピオンを競うオセロ大会は、10年を超えて継続されていて、当時小学生としてキャンプに参加した子が、成人してボランティアとしてキャンプで小学生の付き添いをしたり、オセロ大会で腕を磨き日本チャンピオンになる高校生が誕生するなど、着実に地域に根付いています。
今回の催しは、中央地区という八木北小学校や小山小学校、西初石小学校などの学区を受け持つ相談員の皆さんが企画したもので、西村地区理事は「流山市国際交流協会(佐藤元子会長)の協力を得て、次回は韓国料理に挑戦したい」と語っています。この中央地区のほかにも、南部地区では6月に、食材の買い出しから、献立作成、料理までを行い、父の日に保護者に料理を振舞うというイベントを、東部地区では7月に、大きなシャボン玉の中に子どもが入ったりする屋外の科学教室を、そして北部地区では8月にカヌー教室を企画しています。また、各地区合同のチャレンジキャンプも夏休みには計画されていて、渡辺会長は子どもたちに「非日常的なワクワクする体験を通して、科学の目や国際感覚を養うような場を提供したい」と、今後の活動展開について構想を語ってくれました。
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