初夏の日差しがまぶしい平成17年5月29日(日曜日)、本市北部の利根運河や江戸川に沿って広がる新川耕地の周辺水路では、陽気に誘われて家族連れなどが釣り糸をたらしてのんびりと休日を過ごしています。田植えが終わって水をたたえている水田には、シラサギなどの野鳥が餌をついばみ、五月晴れの空にはヒバリやツバメが飛び交い、新川耕地はまさに自然の宝庫。田に水を引くための小さな水路にはおたまじゃくしや魚、ザリガニなどがいっぱい。この日も多くの家族連れや太公望たちが釣り竿や網を片手に散策している姿が見られました。
そんな中で、ペットボトルを半分に切ってつくった容器に、フナ、メダカ、エビ、オタマジャクシなどをいっぱい入れた家族連れにお会いしました。鰭ヶ崎小学校4年生の滝川隼斗くん(9歳)と平和台幼稚園に通う天斗くん(6歳)の兄弟はお父さんに連れられて水路に入ってメダカやフナを網ですくっていました。お父さんの幸弘さんは「5年前に、転勤で南流山に引っ越してきました。自然がいっぱいで子どもを育てるにはいいところ」と語ってくださいました。
隼斗くんの話では、学校のプールを掃除していたら秋にトンボが卵を産んだらしく、プールの底にトンボの幼虫のヤゴがたくさんいたので、同小3年生と4年生がそれぞれの教室で水槽に飼っているということです。そこで、お父さんにお願いしてヤゴのエサとなるフナやオタマジャクシを獲りに来ていたというわけです。初夏の一日、新川耕地や利根運河、江戸川など水辺で憩うにはいい季節です。
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