平成17年7月4日(月曜日)、利根運河観光地づくり検討委員会(遠藤育夫委員長)から井崎市長に「利根運河を活用した観光地づくり提言書」が提出されました。千葉県で実施している「観光立県千葉モデル推進事業」に、流山市と流山市観光協会が事業を提案した結果、指定を受けることができたものです。これは、千葉県が「観光立県千葉の実現」を目指して、地域の特色や優位性のある資源を活用し、地域が主体となって取り組む観光地づくりを支援するため実施している事業で、平成16年度に流山市を含め県下7地域が指定を受けたものです。
提言書では、利根運河を選奨土木遺産に指定してもらい歴史的な価値を再認識する機運を高めるなど、具体的でユニークなアイデアがいっぱいのものとなっています。流山の歴史的財産である利根運河は、これまでもNPOさとやまが、「利根運河地域資源活用構想策定調査」を発表したのをはじめ各種市民団体が「利根運河ウォーカソン」、「利根運河大師めぐり」などさまざまなイベントを開催するなど、多くの市民に親しまれています。提言書には、利根運河沿いの柏市や野田市、千葉県や国土交通省との連携のもと、"魅力ある利根運河"を実現し、首都圏の憩いの場にしたいという熱い想いが込められています。
この日は、遠藤委員長をはじめオブザーバーとして参加されている流山市観光協会の石井享会長や株式会社地域開発研究所の兼子和彦アドバイザーなどの皆さんが市長室を訪れ、昨年末から7回にわたり、「利根運河観光地づくり検討委員会」で審議されてきた検討結果などを報告しました。委員会の方々は、幼少の頃から利根運河に親しんだ方々が中心で「利根運河に生息、生育する多様な動植物や、四季折々の風景の変化など、ぜひ皆さんに知っていただきたい」などと、地元の方々ならではの利根運河に対する愛情込めた考えが語られました。席上、井崎市長は、「流山の資源を商品化し、首都圏というマーケットに売り出すための活動は大切」と委員会の半年にわたる精力的な調査・研究に謝意を述べました。
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