青年海外協力隊員として7月11日からマラウイに向かう塚本牧子さんが、平成17年7月5日(火曜日)に井崎市長を訪ねました。塚本さんは、独立行政法人国際協力機構から青年海外協力隊として派遣され、2年間マラウイ共和国農業灌漑食糧保障省で、その力を発揮します。マラウイ共和国は南部中央アフリカにあります。国土面積は118,484平方キロメートルで、北から南への長さは900キロメートル、幅は90キロメートルから161キロメートルの間という国です。
井崎市長から青年海外協力隊に参加する動機を尋ねられた塚本さんは、「私が小学生のときにアフリカの食糧危機がクローズアップされていました。食べ物を残すと、親から『食べ残すならアフリカで食べられない人に送りなさい』とよく言われました。中学生のとき社会科で『食べ物を送るだけは、いつまでも自立できないので支援にならない』と学びました」と小・中学生時代を振り返っていらっしゃいました。大学は国際農業開発学科に進み、本格的な支援方法を勉強し、国際協力機構の研修も終えて今回の派遣となりました。
塚本さんは、帰国後は日本で発展途上国を支援するような活動をしたいとのことで、井崎市長からも「帰国後は流山で、ぜひ講演会などを。また、マラウイでの活動を記録しては」と勧められる一幕も。塚本さんは、活動を忘れないように市に定期的にメールを送信することなども検討されているそうです。塚本さんは「私ができることは限られていると思いますが、頑張って来ます」と青年海外協力隊のエンブレムをつけたジャケットを着て語ってくださいました。
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