平成17年7月7日(木曜日)、文化会館では、多くの人々に老後について考えてもらおうと「老い」に関する講演会が開かれ、650人の受講者が脳科学や老年医学について学びました。流山市では、多くの中高年者に生涯学習活動をしていただく場を持っていただこうと、60歳以上の市民を対象にした「ゆうゆう大学」を市内5公民館に設け、様々なジャンルの学習をしています。
今回行われた講演会も、その一環として行われたもので、公開授業としたことから、会場には、ゆうゆう大学の学生300人をはじめ、多くの市民が集まりました。今日のテーマは「脳」の老いと「こころ」の老い。講師には、精神科医の長尾佳子さんが招かれ、加齢が脳にどのような変化をもたらし、老後にどのような影響を与えるかについて解りやすく話してくださいました。長尾さんは、「脳は、年をとれば誰でも老いてきます。大切なのは、その後、こころが老いないよう、自分らしさを大切にし、心豊かに生活していくことです」と話していました。
「こころ」がやどる「脳」もからだの一部であり、老化を免れることはできません。加齢は「脳」にどのような変化をもたらし、それが高齢者の生活にどんな影響を与えるのか、そして「こころ」はどう変わるのかを精神科医師の長尾佳子さんが脳科学や老年医学の分野からわかりやすくお話しされ、訪れた人々も、長尾さんの話にメモを取るなど、熱心に耳を傾け、老後について改めて考える良い機会となったようです。
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