平成17年7月10日(日曜日)、前ヶ崎の市キャンプ場「げんき村」で「理科で遊ぼう」が行われ、約50人の親子連れが大きなシャボン玉の中に入ったり、空気砲をつくったりする理科実験や工作を楽しみました。親子で体験する楽しさをとさまざまなプログラムを提供しているボランティアサークルの流山市青少年相談員東部地区(大塚昌浩地区理事)が主催しました。
ペットボトルの底を切って、ゴム風船の底を切ったものを被せて接点をテープで巻けば簡単な空気砲の出来上がり。底のゴム風船を引っ張って、ペットボトルの口を的に向けて風船から手を離せば、空気が鉄砲の弾のように出てきます。相談員は、的を置いて見えない空気の玉で、的を倒して遊ぼうと考えましたが、子どもたちは、お父さんやお母さんに向けて「ぽんっ!」とできたばかりの空気砲を向けて遊ぶのに夢中。線香に火をつけて煙を大きなダンボール箱に入れて、箱の側面を叩けば丸く切り抜いた口から丸いドーナツ状の煙が飛び出し、子どもたちは大喜び。
ひとしきり空気砲で遊ぶと、次は、シャボン玉遊び。浣腸などに含まれているグリセリンを入れた割れにくいシャボン玉は、軍手をした手でぽんぽんとシャボン玉でお手玉遊びができました。紙をはがして骨だけにしたうちわや網、針金ハンガーなどを使って細かいシャボン玉や大きなシャボン玉をつくって遊ぶグループも。なかでも一番人気は、幼児用のビニールプールやフラフープなどの輪を使って大きなシャボン玉の中に子どもたちを入れるコーナーは行列ができるほど。向小金小1年生の彩加ちゃんと初めて参加されたという鈴木浩子さんは「1年生では"理科"がなくて"生活科"ですが、広報を見て"理科で遊ぼう"というテーマにひかれて応募しました。子どもが幼稚園のときからシャボン玉がすきだったので」と語ってくださいました。
界面活性剤が入った台所合成洗剤に合成せんたくのりを入れて、プールの中央のお立ち台に子どもを立たせてループを持ち上げるとキラキラ輝くシャボン玉の膜の中に子どもの笑顔がキラキラ。講師は、公民館子どもサイエンスクラブなどで活躍している青少年相談員の山川幸子さん。大塚地区理事は「テレビで科学実験の番組が多くなりましたが、すぐに結果だけが見せられます。今日もなかなかジャンボシャボン玉はうまくいきませんでしたが、失敗を繰り返してやっと成功して心に残ることもありますよね」と実体験の重要性を強調していました。
ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ