平成17年7月21日（木曜日）、南流山福祉会館で、親子で鶴を折っていらっしゃる皆さんにお会いしました。市平和施策事業の一環として昨年から始まった折り鶴を広島平和記念公園に届ける事業に協力していただいているものです。現在、市役所をはじめ文化会館、各公民館、南流山センター、中央図書館や森の図書館などに鶴を折る折り紙と折り鶴を入れる箱が設置されています。小さな指で折り紙を楽しむ乳幼児の笑顔に心和むひとときでした。

　昨年は、5万5千羽の折り鶴が寄せられ、鶴に糸を通して千羽にまとめる作業で手間取ったこともあり、ことしも、市ボランティアセンターにご登録いただいている皆さんにお手伝いいただけることになりました。7月29日（金曜日）から市役所や市ケアセンターなどで市民の皆さんから寄せられる平和への祈りを込めた折り鶴ひとつひとつに糸を通して千羽鶴にしていただきます。

　また、8月1日（月曜日）〜16日（火曜日）まで市役所市民ギャラリーで、広島と長崎の原爆に関わるポスターを展示し、さらに、8月10日（水曜日）〜12日（金曜日）までは、一緒に皆さんから寄せられました千羽鶴を展示します。なお、8月20日（土曜日）には、森の図書館で小学生とその保護者を対象にビデオ「消えさらぬ傷あと火の海・大阪」の上映と戦争体験者の講話を行い、先着80人には記念品を進呈します。お問い合わせは企画政策課電話番号7150―6064へ。

　一方、8月6日(土曜日)には、文化会館大ホールで沖縄音楽を楽しみながら平和を呼びかける子育てサロンコンサートが行われ、ロビーでは戦時中の食べ物「すいとん」の試食もあります。小さな子どもさんも楽しめる無料のコンサートです。お問い合わせは文化会館電話番号7158―3462です。他方、9月19日（祝日）には、同じく文化会館大ホールで市民団体によるアジア平和コンサートが予定されるなど平和都市宣言のまち流山市では、終戦60年を迎え、平和リレーや講演会などさまざまな事業が企画されています。

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